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ボンヌ・カリテ/Bonne Qualite
坂戸市の若葉駅前に計画した美容エステサロンです。若葉駅は周囲の宅地開発が活発する以前から女子栄養大学が設立され、農地の中に大学キャンパスがありました。その後多くの住宅が建設され、地域公園などの都市インフラが整備されました。当プロジェクトは鶴ヶ島ICと若葉駅間の主要道路に面し、女子栄養大学沿いの道路の交点となる丁字路の付当たりにあります。女子栄養台との間の道路沿いは大型薬局の外構や公園が続き、キャンパスからの都市緑地軸となっています。
このプロジェクトでは、かつて湿潤で豊だった若葉エリアの宅地開発により舗装された現代の乾燥した地表を、植栽空間として再整備し再生することを提案しました。「上質な美しさとは造られたものでなく、自らの生命力による自然な本来有する美しさを引き出す」事業コンセプトをもつ美容サロンとして相応しい構えとなりました。
総2階建てのテナントは丁字路による景色のヌケを感じることができます。日本特有の自然の色合いである青竹色や若草色と近似した仕上げ材を選び、自然と調和するインテリアデザインを検討しました。
このサロンには大きな鏡があり、階段を上がった瞬間に反射した都市軸を見通すことができます。
このプロジェクトでは周囲の都市環境の魅力と美しさを引き出すことで、ボンヌ・カリテの理想に寄り添い、安心して身を任せることのできる空間をデザインしました。
Principal use
Team
Esthetic Salon
Jumpei SHIRAI, Takumi NAGAI
Year
Contractor
2023.05
Location
Sakado, Saitama, Japan
GFA
125sqm
Rayures
Collaborator
SHIOYA Tokyo (Graphic Design), Nenouwasa (Vegetation design), Mary Okazaki (illustration)
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