DESIGN FIRST
デザインファースト
工事費にこだわる前に
「デザイン」をマネージメントする
デザインは「メーカー」「仕様」「素材」ではない。
デザインとは「トータルマネージメント」である。
安い・早い工事に飛びついて、計画の内容が疎かになって結果損をする
デザインされた空間と
デザインされていない空間の違いは?デザイン
代表取締役・一級建築士
白井純平
JUMPEISHIRAI
建物の広さ、素材の耐久性、環境性能などをそれぞれを選んだだけでは建物の完成度は決まりません。たとえ高級な建材に包まれたとしても、そこが「考えのまとまっていないデザイン」で工事が進んだとすれば納得のいく満足感を得られないでしょう。
満足度を高めるためには、まず「何を目的にしている」計画かを考え、整理することが必要です。「事務所」を企画する際、何人の席が用意できるか、接客スペースはあるか、といったことを考えることはあっても、「スタッフにとって働きやすい環境」や「事業に合う接客動線」といった具体的なデザインへの要求を整理することを忘れてしまいがちです。そういった具体的な「デザインをマネージメント」することが重要となります。そうすることで、デザインされた空間を使いこなすだけでなく、事業発展のツールとして空間を活かすことも可能となります。
Phase 1-5
1
フェーズ
工事と利用目的を整理
プロジェクトを「コスト」と
「費用対効果」だけで
考えてはいけない。
手順を整理し、
プロジェクトの「デザイン」を
マネージメントする。
2
フェーズ
空間コンセプトの策定
3
フェーズ
投資計画の品質整理
4
フェーズ
立体的にデザインを把握
5
フェーズ
そぎ落とせる内容の見直し
正しくデザインをリードする
課題を抽出し与条件整理する
課題の見える化
課題の解決案を考案
デザイン効果を確認
デザインファーストの事例
建物の広さ、素材の耐久性、環境性能などをそれぞれを選んだだけでは建物の完成度は決まりません。たとえ高級な建材に包まれたとしても、そこが「考えのまとまっていないデザイン」で工事が進んだとすれば納得のいく満足感を得られないでしょう。
満足度を高めるためには、まず「何を目的にしている」計画かを考え、整理することが必要です。「事務所」を企画する際、何人の席が用意できるか、接客スペースはあるか、といったことを考えることはあっても、「スタッフにとって働きやすい環境」や「事業に合う接客動線」といった具体的なデザインへの要求を整理することを忘れてしまいがちです。そういった具体的な「デザインをマネージメント」することが重要となります。そうすることで、デザインされた空間を使いこなすだけでなく、事業発展のツールとして空間を活かすことも可能となります。